死の床でに関しての重要サイト。死の床での最新情報を紹介。

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わたしは昭和五十四年に血圧が230ミリから下がらず、完全に1人で、自分を律する 能力を見失っていたんです。精神は混濁し、発音もできないのです。 そこにお医者さんが二人来て、

「ご婦人、住まいのご主人は週末が山場です。過去に同じ様な症状の人を何人も診察していま すので、多分誤っているということはありません。会わせたい人がいたら、早くお呼びしたほうがいいと思います」 と死亡予告宣言をしています。が、私は雲に乗り込んだ遠い所で、それを聞いています。 「えーっ、俺は死ぬのかいな。そんなこと困るわ」 佛師である義兄の彫った観音さんを毎日拝んでいましたので、

「観音さんどうかお手伝いしてください。限りなくお礼していきますので、何とか今回だけは助け て下さい」と一所懸命に祈りました。

すると夜間の二時頃、寝ているベッドと頭の二十センチ程の中間に、二メートルほど の大きさの観音が「サーッ」という音とともに、立たれたのです。 そして意識が戻ったのが翌日の昼頃です。 「念彼観音力、応時得消散」 それ以来佛間(内陣)の祭壇には、その観音さまが安置してあります。

「あなたの命は、週末までですよ」と医師から宣言されてもなお、自分は助かると信じ たればこそ、現在の命清らかながあるのです。 助けてくれる者を絶対に信じ切ることこそ、自分の命がつながって行くのです。

池田さんという女性の日本画家がいますが、この人が、マリー・アントワネットの自宅 が支援する、チェコの日本現代芸術新世紀展で、大モルダウ礼賛賞をとられました。 その『笛奏観音』この絵を奉納してもらいました。 宙に浮いた観音が、笛を吹いている素晴らしい絵画ですが、佛間(内陣)に、この観音 画しか入らない隙間があったのです。

絵をはめてみると、ピッタリで、一センチも余裕がありません。 この観音さまを入れるために空いていた隙間だと思います。

毎日、勤行のときに、命を助けてくれた二メートルの観音さまと、この笛奏観音に一巻 の観音経を納めています。

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