私にとって、先生との出会いは昭和五十八年十一月のことでした。当時、私は椎間板ヘルニアによる腰痛に悩まされていました。しかし、若い頃からの頭痛と視力障害は病院での検査でも原因が分からず、鎮痛剤、安定剤、睡眠剤の常用を余儀なくされていました。
ある日、大阪に滞在していた姉から、こちらの眼科を訪れてみるよう勧められました。しかし、過去の西洋医学や東洋医学の経験から、「良い」とされることは結局分からないだろうと開き直りか、あるいはあきらめの気持ちが押し寄せました。
数か月後、突然、楽譜が白い紙に見えるようになりました。ベートーベンが聴覚を失っても素晴らしい作曲をしたように、私も失明した場合、耳だけでは子供たちにピアノを教えることはできないと焦りました。そこで、姉の勧めもあり、大阪の眼科を受診しました。検査の結果、目は良好だが、他に原因がある可能性があるとの質問に、過去の背骨の怪我を思い出しました。
背骨と目の因果関係に理解がない私にとっては驚きでしたが、その治療を受けることを紹介されました。当初は理解できず、長崎に帰ってしまいましたが、数か月後に視力検査を受けた結果、驚くべきことに視力が回復し、腰痛も緩和されました。これで原因不明の病気や薬の常用から解放されました。
もう一例として、知人の子供がローラースケートで頭を強く打ち、頸椎がずれてしまったケースがあります。通常の治療では手術が不可避とされ、手術の結果は不確定で植物人間になる可能性もあると医者から告げられました。しかし、先生の治療を受け、数か月後には完治し、元気に学校に通っています。
これらの経験から、先生の治療は奇跡的であり、私たちが住む地域でも受けられるようになることを願っています。全国各地で多くの人々が救われる日が来ることを心より祈念いたします。