女性の方、85歳のお母様が、集団検診で肺がんが発見され、入院が勧められました。この出来事は61年3月に起きました。レントゲン写真の照合で、既に前年から病変があったことが明らかになり、咳が続いていたのはその影響だった可能性があります。
お年寄りのため、がんの進行は速くはありませんが、咳が悪化し、末期には家族も共に苦しむ覚悟が必要だと言われ、不安になりました。無邪気で心優しい母親の最期が苦しいものになるなんて考えただけで、耐え難い気持ちになりました。家族でなんとかしようと考え、現代医学のサイクルを外れ、以前から興味を持っていた自然医学に頼ることを決意しました。
最初に食事を見直し、玄米雑穀飯、薬草茶、栄養補強食品に変更しました。担当医師はこの治療法の優れた点を説明し、母の病気に対しても希望を与えてくれたので、とても救われました。夏には一時的に症状が悪化し、絶望感が漂ったこともありましたが、それは逆光現象かもしれません。
私は母の不安を和らげるために、忙しい中でも週一回の指圧を始めました。母はそれを喜んで受け入れてくれたので、助かりました。継続するうちに、秋になると母はとても元気になりました。
そして、再び検診の通知が届きました。受診をためらいましたが、先生の勧めで受診し、結果は異常なしでした。担当医も首をかしげましたが、咳があるなら抗生物質を試してみるかもしれない、と提案されましたが、それを断りました。しかし、おかげで母は一日も寝込むことなく、病気から解放され、元気に86歳の誕生日を迎えることができました。今は家族一同感謝の気持ちでいっぱいです。
私も同じ治療法を受ければアレルギー性鼻炎が改善するかもしれないと考え、春と秋に通っていた耳鼻科をやめました。アレルギー性鼻炎は私にとって鼻がひどく詰まる症状を引き起こし、営業の仕事に支障をきたしていました。以前は薬や鼻の掃除しか治療法がなかったが、治療を受け始めて1〜2週間で腰が軽くなり、仕事での痛みも緩和されました。1か月後には秋の季節も楽に感じ、鼻詰まりも減少しました。