スイングが命、健康が宝。ゴルフも要注意スポーツだからこそ、心と体の安全をサポート

私は、スポーツの中で水泳をおすすめします。これは、筋肉に偏った負担をかけず、全身を使う運動であり、なおかつ水中で浮遊した状態で仙骨に全身から刺激が届くからです。
一般的に、スポーツは体に良いと考え、熱心に運動する人がいますが、無理な運動は逆に体を損傷させる原因となり得ます。
確かに、運動不足は避けるべきですが、一日に一時間ほどのウォーキングで十分に体を調整できます。
激しい運動や体を強くねじることは避けるべきであり、これは私のMRT本部を訪れる人たちの中にも、エアロビクスやヨガの先生がいることからも明らかです。自分に合った範囲で無理なく運動することが重要です。国内では、ゴルフがテレビで報道されるほど国民的なスポーツになっていますが、ゴルフで腰を傷めるケースも相当数あります。ゴルフのスイングはクラブを振る動作が一方向的で、力まかせに振ると腰椎に余計なストレスをかけます。人間が腰を水平にスイングさせるとき、脊柱は180度回転が可能ですが、腰椎はせいぜい10度しか動きません。
無理にひねることが故障の原因となります。言わば、「ゴルフは腰で打て」とは、脊柱と腰椎のスムーズな連動が理想のスイングを生むという意味であり、腰椎を無理にひねることではありません。
したがって、ゴルフをする際は、コースに入る前には準備運動、特に柔軟性を高めるウォーミング・アップを怠らず、そしてプレー中も体を反対方向にスイングさせることが重要です。これにより、ゴルフは安全で有益な運動となります。

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