私の使命は宇宙の摂理を理解し、その智恵を広く人々に伝えることです。
一時期、私はカイロプラクティックを学び、しかし後に離れました。離れる際、私は「病気」は単に人間の手で治せないものであるという深い認識に至りました。 人が健康であり続けるためには、宇宙の法則を理解し、その法則を自分の内に取り入れるだけで充分であり、何もせずとも、人は健康と幸福に導かれるものなのです。 カイロプラクティショナーたちも、「病気」の治療に真剣に取り組んでおり、その探求心は日々深まっています。
無数のカイロプラクティックの手法を試しながら、真の本質を見つけることは難しく、多くの人が真実を求めて暗中模索しているのが現状です。
私も以前はその一人でありましたが、ほんの数年前まで、「私の目指すものとは異なる」と感じていました。
その確信が生まれた瞬間は、アメリカでも有名なカイロプラクターが来日した時でした。
私はそのセミナーに参加しましたが、そのカイロプラクターはセミナー参加者全員を患者として実技指導を行いました。
観察すると、そのカイロプラクターはどの参加者に対しても「今日は調整の必要はありません」とは言いませんでした。
必ず、「ここが曲がっている」、「ここが歪んでいる」と指摘し、手を加えるのです。 人間の背骨はまっすぐである必要はなく、曲がっていてもバランスがとれている状態もあるのです。 私はこれを見て、カイロプラクティックには望みが持てなくなりました。 ここでは、人間が人を治そうとする行為よりも高次元の力が必要であり、人間の感覚や経験だけでは不足していることが明確に理解されました。 「人は人を治すことはできない」。これは皆様には逆説的に感じるかもしれませんが、人間は自らを理解できず、造り出すこともできず、治癒することもできないのです。 人間は神聖なる器であり、そこには常に宇宙の法則が作用しています。私たちができるのは、その力に協力することだけです。