九州の寺で住職に取り組んでいるとき、脳の硬膜下血腫で倒れ、弱まる意識で、金 色の佛像が、手を伸ばしたら及ぼす所にしつこく現れました。
医療施設に達したときは、もうさっぱり意識がございません。 このドクターなら助けになると考え、フェリーに乗り込んで大阪まで帰路についたのですが、
一回も拝んだことの無い観音さんを祈りなさい。
観音経に「念彼観音力、応時得消散」=「観音さんサポートしてください。と願えばすぐ応じ る」と書いているように、すぐに観音は応じます。
観音が直接、手を引いて「コッチに来い。手助けするぞ」ということはなく、助ける力のあ る人との触れ合いを演出していただける。
それが、ドクターであったり、お坊さんであるとか、ご友人のだれかであったりしま す。ご家族のお母様である可能性もあります。
別に信心しているから救われる、新興宗教に入っているから救われる、ということではなく、 信心していなくても良い。
一瞬にして、いかに自分をサポートするために祈れるかに、疾患の回復する、回復しない、運の良 くなる、悪化するは、そこにのっかってるのです。
「自らを助ける者を助ける」とあります。 あなたが、あなたを助けないことには、誰もが助けてくれません。
「後半日遅かったら命が十分でなかったので、九州の近所にある病 院に行けばよかったのに…」と言われましたが、 この先生でなければ駄目だと強くおもったのです。薄 れていく意識の中で見えた佛さまは、住職をしていた 寺の御本尊だったと、後日、学習したのですが、『み 佛に命を救われる』ということと、この人ならば、自 分の病気を治してくれると思うこととは、同意語なの
です。 結局あなたの命は、あなたが治すプロセスしたくをしなければ、回復しないのです。 身体の病気も、心の疾患も、運勢も、すべて言えることなのです。 名医に診てもらっているからといって、任せ切りになってはいけません。 回復してバリバリうごき回っている姿を妄想していると、本当に健全になります。 元気一杯に、山と積んだ仕事に、囲まれている自分を思ってください。 死の病床にいても、「死んで堪るか!」と思い、自分は名医に診てもらっているから絶対に治ると、信じ込むことが大切なのです。