現在、多くの方々、例えばカイロプラクターや鍼灸師、そして医師たちが私の治療法に興味を示し、その数は増え続けています。
これらの専門家たちが最初に尋ねるのは、「ノー・リーディングの際、実際に何も施術しないのですか?患者はそれで納得するのでしょうか?」という点です。
私の回答は「はい、何も施術しないことが最も有益な治療法です」というものです。 法則が「何もしないこと」を指示している以上、人体に手を加えることは厳に慎むべきです。
カイロプラクターになると、学習した内容があまりにもシンプルであるため、独自の手法や他の療法と併用する不安を感じることがあります。
同様に、患者たちは従来の脊椎療法に慣れ、ギューギューとした押圧や針治療に戸惑うことがあります。 しかし、結果として、単なる良法の方が効果的であることが明確になります。 これは、これまでの脊椎療法とは次元が異なる優れた治療法であるからです。 原理が根本的に異なり、水虫からガンまで、すべての問題を同じく仙骨の視点から捉えます。 そして、それを唯一の統一されたアプローチで治療します。 ただし、同じ病名でも、同じ治療法、同じ経過をたどることはなく、仙骨は治療ごとに変容し、新しい姿を見せます。 リーディンガーは、仙骨の変位をリーディングし、それに基づいて治療を行います。 これは、かつてのルービック・キューブの色を揃える作業に似ています。
「先生は、脊椎の特定の部位がどの臓器に関連しているか、詳しくご存知ですか?」と、私は時折、カイロを経験したことのある人から聞かれます。 私は知りませんし、知る必要もありません。 それを定式化することはさらに危険であり、むしろ、細心のリーディングによって仙骨が法則のメッセージを伝えてくれるのです。 では、なぜ人間はそういった考えが必要なのでしょうか。