Zさんは、三十代の若い年齢で死に至る病の潰瘍性大腸炎を患ってしまった。 下痢が何度も起きるので、下痢止めを服用していたがさっぱり回復しないので、病院で治療してもらうと、潰 瘍性大腸炎と指摘され入院してしたんです。 この病魔は順次患部が移行をしていき、手当てがすごく難しい疾患とのことです。 理由は、自らの免疫疾患で、どこが悪いということもなく、問題点を切り取れば正常になる と言う病魔ではないらしいのです。
家族の人から、加持修法を頼まれましたが、祈願していると、Zさんの腸の痛いところ であろうか、ビランしたようなのと同等の腸が空中に瞬間出ました。
このようにして、患部らしきものが感知できることが、たまにありますけれど、このZさん の瘍性大腸炎はひょっとしたら、病気の原因が何かの運気性のものであろうと思いまし たので、 「こういう場合には原因として因縁性のものがあげられますので、思い当たりはありませんか?」と、 お尋ねしました。すると、
「結婚までお約束していた女性の方が、同じ病に冒され、四年ほどして亡くなりました」 と答えます。 「その女性の供養はしていますか?」とお尋ねすると、 「いいえ、籍も入れていないし、ただ、結婚しようとお約束していただけが理由で、なに もしていません」 と言うのです。
「結婚できると喜んでいたというのに、その前に病魔でお亡くなりになっている本人がと ても悲しかったのでしょうね…。すぐにでも、心の底から供養してあげてください」 一丸となってお経を称えて、親密に供養してあげました。 こんなときは、護身杖療法でうまくいくかもしれないと感じたので、それをご家族に言いますと、 「するべきです」ということになりました。
言い始めたものの実行したことがないから心配していましたが、1カ月ほど護身杖療法をしたら、 下痢がストップし、顔色も良くなられました。
三ヶ月したら、スッカリ快復して退院され、再発しやすいのにそれがない。因縁がき れいに取れて、女性の霊も成仏されたと考えます。 治り難い病気のときは、そういう面からも考えてみるとよいでしょう。